第1回
ロータリートランペット
基礎講座

2005年6月18日(
ティアラ江東にて

2005年6月18日に行われたロータリートランペット基礎講座の様子を簡単にまとめてみました。

 ロータリートランペットにチャレンジ!のコーナー
楽器の構え方・持ち方について基本から説明。今回の参加者からは
右手の親指の位置や左手首についての質問がありました。
 ロータリートランペットにチャレンジ!のコーナーのために集められた
楽器。下からWindisch C管、Monke B管、Cerveny B管 3本。
 CervenyのB管のベルがMonkeのB管と非常に似ており、参加者は
驚いていました。また、Cerveny 3本の赤ベル、黄ベルなど材質・仕様に
よる違いを体験することも出来ました。
 また、さまざまな楽器を実際に体験できるコーナーで、今後も行って
いきたいと思います。
 参加者の方が持参したヤマハのウィーン・タイプのC管の持ち方を
具体的に説明。ロータリートランペットはいろいろな種類があるため、
参加者の楽器に合わせて持ち方を説明。
楽器について話し合う参加者と研究会代表 築地。
メンテナンス講座
 ロータリーの内部を説明するため、実際に裏ぶたを開けているところ。
決して壊しているのではありません。みなさんは真似しないでください!
 実際にロータリー内部を見てもらうことで、どの部分にオイルを指せば
よいのか、などより分かりやすく説明することが出来ました。
 私(築地)所有の楽器を分解したのですが、少し汚れていました。
参加者の皆さんに見せるまえに掃除しておけばよかったと慌ててきれいに
しているところ。
 可動部分のオイルの指し方を説明しているところ。ホームページで説明
していても実際に目の前で行うと参加者の方にも分かりやすい。メーカーに
よってはさす部分が少し違うことも、参加者持参の楽器で実際に説明
しました。
オクターブ・キィ講座にて
 実際に上のGからオクターブ・キィを使ってHi-Eまで演奏してみる。実際に
その音程が吹けないとオクターブ・キィを使っても当たらないと説明すると、
参加者からは苦笑いが・・・。
 オクターブ・キィが音が外れにくくするためのものであることを説明。Hi-Cキィと
Waterキィしかない楽器のための裏技(A,Hの当て方)を披露しました。

 ロータリートランペットそのものを扱う初めてのイベントでしたが、やはりホームページだけでは説明しつくせない要素がたくさんあると感じました。今後も奏法やスタイルを学ぶ会としても研究会の活動のほかにロータリートランペットをより普及し、皆さんが気軽に触れることの出来る催しを企画していきたいと思います。参加者の皆さんお疲れ様でした!