広島県生まれ 12歳からトランペットを始め、東京芸術大学音楽学部器楽科トランペット専攻を卒業後、1994年オーストリア政府給費留学生としてウィーン国立音楽大学に留学。
国内ではトランペットを北村 源三、鈴木 一輝に、ウィーンでは元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者J.Pomberger教授に師事。また、W.Singer,
Prof.H.P.Schuhの下で研鑽を積む。
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留学中にJunge Philharmonie Brass Wienメンバーとして、また当時、日本人トランペット奏者としては2番目となるウィーン国立歌劇場に客演をする。ウィーンの教会でオルガンと共演するなど幅広く活躍する。
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1997年10月帰国。東京フィルハーモニー交響楽団、岡山フィルハーモニック管弦楽団、シンフォニエッタ静岡、東京都交響楽団などの主要オーケストラに客演。またロータリートランペットをメインに用いて、多くのコンサートでソリストとしても活躍している。
現在も日本在住しながら、ウィーン国立歌劇場、ウィーンフォルクスオーパーなど海外のオーケストラに客演するなど、国内だけにとどまらず、海外での活動も行っている。
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2005年9月よりミュージック・エンライトメント・アカデミーに参加。アカデミックな視点から演奏・普及活動を行う。2007年7月には日本ワーグナー協会 第280回 例会「ワーグナーが望んだ金管楽器の実像〜現代楽器では判らなかった作曲家の意図を探る」、2011年1月19日昭和音楽大学ピリオド音楽研究所 第6回公開講座『楽器の変遷 金管楽器編』に出演する。
2020年11月27日 BSフジ放送 エスプリジャポン 第141回放送分 『手作りマウスピース職人 亀山 敏昭』に出演。音響データ提供のため、異なるマウスピースでの試演を行う。
2024年には日墺(オーストリア)との深いつながりから、オーストリアの作曲家Franz Zebinger教授から作品
4つの民謡
〜ソプラノ・トランペット・ピアノのために〜
を献呈される。作品はYou Tube https://www.youtube.com/watch?v=szMhx7UrCbYで公開され、好評を博す。
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教育の面では、ウィーン・トランペット研究会を1998年に発足。その代表として、留学時代の知人・友人で現在活躍しているウィーンのTp奏者招き、若いプロ奏者・アマチュアにより正確な情報・機会を多く作るべく活動している。
2004年9月からは幅広くウィーンのスタイルを理解するために勉強会を始める。本来どのように楽譜を読み、それにしたがって実際にどのように演奏をするかという説明をわかりやすく行い、理論として誰にでも理解できることを目標にしている。
現在、ウィーン・トランペット研究会・勉強会以外にも個人レッスン、2〜3名によるグループレッスンを行っている。
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同じく2004年9月よりロータリートランペット専門のオンラインショップ ”ジャパンロータリートランペットセンター”を開く。より良い楽器を多くの方に安く、普及することを目的に更に多くの情報を集めている。
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Pipers 328号よりロータリートランペット大百科!を連載、277号にてロータリートランペット、291号にてロータリートランペット用マウスピース、395号にてトランペットマウスピースのバックボアの解説を行っている。
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